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中古マンションを買うなら、築年数は何年まで?

マンションを探していると、

「築何年くらいまでなら安心なの?」

「築30年、40年のマンションを買っても大丈夫?」

と気になる方も多いのではないでしょうか。

中古マンションは、新築マンションと比べて価格が抑えられている一方、築年数が古くなるほど確認しておきたいポイントが増えてきます。

実は、「築年数が古いからダメ」という単純な話ではありません。

不動産の購入では、築年数だけではなく、耐震基準や建物の管理状態、修繕履歴、そして住宅ローンが利用できるかどうかまで確認することが大切です。

今回は、中古マンションを購入するときに、私たち不動産会社が確認するポイントについて分かりやすく解説します。

1.「旧耐震」か「新耐震」か

中古マンションを購入するとき、築年数とともに必ず確認したいのが耐震基準です。

日本では1981年(昭和56年)6月1日に建築基準法の耐震基準が大きく変わりました。

一般的に、 1981年5月31日以前の建築確認 → 旧耐震基準

1981年6月1日以降の建築確認 → 新耐震基準として区別されています。

ただし、ここで注意したいのが、1981年に建てられたマンションだから新耐震」という判断はできないということです。

重要なのは、建築年月だけではなく、建築確認の時期などを確認することです。

2.旧耐震マンションは購入できないの?

「旧耐震」と聞くと、「危険だから買わないほうがいいのでは?」と思うかもしれません。

しかし、旧耐震だからといって、すべてのマンションが購入できないわけではありません。

建物の構造や管理状況、修繕状況などによっても違います。

ただし、旧耐震マンションを検討する場合には、耐震診断が行われているか、耐震改修が行われているかなどを確認することが重要です。

そして、もう一つ忘れてはいけないのが住宅ローンの審査です。

3.築年数が古いと住宅ローンが利用できないことがある

中古マンションを購入するとき、多くの方が住宅ローンを利用します。

ところが、購入したいマンションが古い場合、金融機関によっては建物の築年数や耐震性などを理由に、融資の対象として評価されない場合があります。

特に旧耐震のマンションでは、「耐震診断が行われているか」が住宅ローンの審査に影響するケースがあります。

実際に、最近、私たちが取り扱った中古マンションでも、旧耐震のマンションで耐震診断が行われていなかったことから、住宅ローンの審査が通らなかった事例がありました。

「物件を気に入ったから、あとは住宅ローンを申し込めば大丈夫」

と考えてしまうと、思わぬところで購入計画が止まってしまう可能性があります。

そのため、物件探しの段階から、住宅ローンを利用できる物件なのかを確認しておくことが大切です。

4.築年数だけで判断しないことが大切

中古マンションを探していると、つい・・・、

「築20年なら安心」「築40年だから古すぎる」

というように、築年数だけで判断してしまいがちです。

しかし、同じ築40年のマンションでも、管理状態によって建物の状態は大きく異なります。

そこで確認したいのが、

●大規模修繕工事は適切に行われているか

●今後の修繕計画はどうなっているか

● 修繕積立金は十分か

● 管理組合は機能しているか

●マンション管理は自主管理か、全部委託管理か、一部委託管理か

●外壁や屋上などの修繕履歴はあるか

● 給排水管などの設備の状態はどうか

●耐震診断を実施しているか

● 耐震改修工事を行っているか

といったポイントです。

築年数だけを見るのではなく、「そのマンションがどのように維持・管理されてきたのか」を見ることが大切です。

5.住宅ローンは「物件を気に入ってから」では遅いことも

中古マンション購入で意外と見落とされやすいのが、住宅ローンの問題です。

購入者の年収や勤務状況などに問題がなくても、物件そのものの担保評価や築年数、耐震性などが原因で、希望する金融機関から融資を受けられないことがあります。

また、住宅ローン借入年数が短縮される金融機関もあります。

そのため、

「自分なら住宅ローンを借りられるだろう」

だけではなく、

「このマンションについて住宅ローンを利用できるのか?」

という視点も必要です。

特に築年数の古いマンションを購入する場合は、物件を気に入って購入申し込みをする前に、金融機関や不動産会社に確認しておくと安心です。

6.「古い=悪い」ではありません

ここまで読むと、「じゃあ、築年数の古いマンションは買わないほうがいいの?」と思うかもしれません。

決してそうではありません。

築年数が古いマンションには、 新築や築浅物件より価格が抑えられている 駅近など立地の良い物件が多い 管理や修繕の履歴を確認できる リフォームによって自分好みの住まいにできる

などのメリットがあります。

大切なのは、築年数だけで判断するのではなく、そのマンションの状態を総合的に確認することです。

7.中古マンション購入前に確認しておきたいポイント

最後に、中古マンションを購入する前に確認しておきたいポイントをまとめます。

【中古マンション購入前のチェックポイント】

築年数・建築確認の時期
旧耐震なのか新耐震なのかを確認しましょう。

耐震診断の有無
旧耐震の場合は、耐震診断が実施されているか確認しましょう。

耐震改修の有無
耐震改修工事が行われている場合は、その内容も確認しましょう。

大規模修繕の履歴
いつ、どのような修繕工事が行われたのかを確認しましょう。

長期修繕計画
今後どのような修繕が予定されているのかを確認しましょう。

修繕積立金
将来的に大きな修繕費用が必要になった場合に備え、修繕積立金の状況も確認しましょう。

住宅ローンが利用できるか
築年数や耐震性などによって、金融機関の審査に影響する場合があります。

まとめ|中古マンションは「築年数」だけで決めない

中古マンションを購入するとき、「築何年までなら大丈夫?」という質問をいただくことがあります。

しかし、実際には「築何年まで」という一つの数字だけで判断することはできません。

築年数が古くても、しっかり管理され、必要な修繕が行われ、耐震性についても確認できるマンションがあります。

一方で、築年数だけを見て購入を決めてしまうと、耐震性や修繕、住宅ローンなどで思わぬ問題が出てくることもあります。

中古マンション選びでは、

「築何年か?」だけではなく、「どのように管理されてきたマンションなのか?」

という視点を持つことが大切です。

たけおか不動産では、昭島市を中心に中古マンション・中古住宅などの売買をお手伝いしています。

「このマンションは住宅ローンを利用できる?」

「築年数が古いけれど大丈夫?」

「旧耐震だけど購入を検討してもいい?」

など、中古マンションについて気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

物件価格だけではなく、購入後の暮らしまで考えた住まい選びを一緒に考えていきます。

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